11月13日(火)世界オタク研究所講演会#2「ファンダムへの注目とその背景」を下記の概要で開催いたしました。国際的にも様々な分野からの研究が進む「Fan Studies」の分野をテーマとしたカンファレンスです。森祐治様(電通コンサルティング代表取締役社長/亜細亜大学特任教授)の企画で、森様に他に広告、出版業界からのご登壇をいただき、当日は約50名の皆様にご参加いただきました。
「Fan Studies」の分野については今後も継続して取り上げていきたいと考えております。

<開催概要>

・タイトル:世界オタク研究所講演会#2「ファンダムへの注目とその背景」

・開催日時:11月13日(火)18時~19時30分(17時45分開場)

・開催場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館ホール

・開催内容:
  ソーシャルメディアでファンの連携が容易になり、その活動の範囲が拡大し、影響を強める「ファンダム」化が進行する中で、これに対する学術、経営、実践からの視点をまとめ、また、ファンとの関わり方などについてのディスカッションを行いました。

・登壇者:
 森祐治氏
 (電通コンサルティング代表取締役社長、シニアディレクター/亜細亜大学 都市創造学部 特任教授)
 一ノ瀬翔太氏
 (早川書房 第一編集部ノンフィクション課/「ファンダム・レボリューション」担当編集者)
 渡辺哲也氏
 (電通 ビジネスプロデュース局 シニア・コンテンツ・マネージャー)

<登壇者プロフィール>

森祐治(もり・ゆうじ)
株式会社電通コンサルティング 代表取締役社長シニアディレクター/亜細亜大学特任教授
日米の大学院でメディア・コミュニケーションズ/認知社会心理学を学ぶ。研究テーマは、双方向性を持つイノベーションの普及。NTT、米国での起業、マイクロソフト、マッキンゼーを経て、コンテンツ投資会社を設立。その後、電通コンサルティングに参加し、代表取締役に就任。また、亜細亜大学やデジタルハリウッド大学及び青山学院大学の大学院にてテクノロジーマネジメント及びコンテンツ領域の研究・教育を行っている。

一ノ瀬翔太(いちのせ・しょうた)
早川書房の編集者。昨年『ファンダム・レボリューション』を担当。主に海外ノンフィクションの翻訳出版の企画・編集に携わる。「SF・Tシャツ」をはじめ二次商品の企画などを行なう大型企画課にも設立と同時に参加。2018年の担当作は『炎と怒り――トランプ政権の内幕』『知ってるつもり――無知の科学』『なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』など。

渡辺哲也(わたなべ・てつや)
株式会社電通 ビジネスプロデュース局シニア・コンテンツ・マネージャー 。
番組製作、アニメ版権ビジネスなどに精通。 アニメ、ドラマ、バラエティーなど様々なジャンルの番組を企画・プロデュース。フジテレビ「ノイタミナ」枠、設立メンバー。 世界の映像マーケット及びイベントに多数参加。主なプロデュース作品『金田一少年の事件簿』(NTV/YTV)『ヒカルの碁』(TX)『ハチミツとクローバー』(CX) 等。

カテゴリー: レポート